Loud Lobster

🌈title:🦞Loud Lobster🦞
🐢works2026
📐size F10_530×455mm
🪣material Acrylic on wood canvas 
🖌technic :  Semi 3D Yoshikazu artworks
🎨artistYoshikazu KAJIKAWA
💻URLhttps://yoshikazoo.com/loud-lobster/
📽YouTubehttps://youtu.be/hPmTDHkJ9UA
☕️Atelier Parkour itemshttps://suzuri.jp/A-P-K

今回はロブスター、オマール海老を描きました。

甲殻類の制作は非常に難しい挑戦です。手本となる作品もなく、今回も独自の解釈のもと、新たな表現を生み出すことから始めました。

エビ類の身体には、甲羅の段差があります。まずはその一段一段を意識しながら、高低差を丁寧に整えていきました。同様に、足やハサミの形も、それぞれの高低差を意識しながら造形しております。

甲羅全体には、まず光沢のない絵の具で模様を描き込みました。その上に、グロスの効いた数種類の金色の網目模様を全身に重ねていくことで、身体の凹凸感がより一層伝わるよう仕上げております。最後に、身体を美しく演出するための装飾を加え、完成させました。

絵の具には、主に蛍光色を使用しております。通常の光のもとでも発色の良さが際立ちますが、UVライトを照射すると、まるで電飾看板のように、色彩が煌びやかに踊り出します。

こうして、唯一無二の美しいロブスターが生まれました。

今後も、新たなパターンでロブスターの制作に挑戦していきたいと思っております。

+++++半立体色彩画(よしかづ画法)とは+++++

絵画でありながら、彫刻の様でもあります。

Yoshikazu KAJIKAWA が生み出した独自技法「半立体色彩画(よしかづ画法)」は、絵の具を1ずつ、何層にも積み重ねていくことで、平面の中に確かな「奥行き」と「質量」を生み出します。

甲虫やカニなどの甲羅、熊や馬などの毛並み、花びらの一枚一枚——それぞれの素材が持つ本来の質感を、絵の具という一つの材料だけで表現します。これは、絵具を「塗る」のではなく、色で「重ねる」「織る」「彫る」「伸ばす」という、絵画の限界を超えた挑戦です。

この技法の最大の特徴は、一つひとつの作業が、作家自身の手の記憶そのものであるということです。何百、何千という積層は、すべて梶川能一の手によって、一点一点、異なる圧力と速度とリズムと重力で生み出されています。

AIによる画像生成がどれほど精緻になっても、この「物質としての絵具の重なり」「手が刻んだ時間の蓄積」は、生成することができません。半立体色彩画は、デジタルでは決して再現できない、人間の手だけが持つ唯一性の証です。

見る角度によって、光の当たり方によって、表情を変える作品です。

ぜひ、画面越しではなく、実際の作品の前で——その「厚み」と「時間」を、肌で感じていただければと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA